私たちの背骨は直線ではなく、なだらかなS字カーブを描いています。
そして、このカーブを保持したままの寝姿勢が最もからだにとって負担の少ない姿勢だといわれています。
この条件を満たすために使われるのが、敷き寝具とまくらなのです。
まくらとは、本来頭をのせるためのものではなく、横になった際にできる首筋の間の隙間を埋めるためのものなのです。
なお、まくらの丁度いい高さは敷き寝具へのからだの沈み具合によって異なってきます。
ですので、まくら選びは敷き寝具とのバランスを考えて行うのがポイントとなります。
まくらの素材には、おもに下記のようなものがあります:
ポリエステルわた
柔らかく弾力に富みますが、熱がこもりやすいので、頻繁に干さなければなりません。
ダウンフェザー
柔らかく、弾力に富み、吸湿性と放湿性にも優れています。ただ、動物性の独特な臭いがすることもあるため定期的に干すことが推奨されています。
低反発ウレタンフォーム
低反発および、衝撃を吸収するような触感の素材で、フィット感に優れています。ただ、吸湿性に欠けるため、温度の変化によって硬さが影響されてしまいます。
パイプ
その名の通り筒状になった形状をしており、弾力性に優れています。また、ホコリが立ちにくく、通気性に富んでいるため、衛生的です。
お客様のニーズにこたえられるよう様々なものを取り揃えておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。